スピーカー交換&デッドニング (Page 2 / 5)

 早速取り外し作業開始っ!


■ ドア内張りを剥がしにかかる・・・


最初のステップは、やはりというかドアの内張り剥がしだ。
最近のクルマはどこのメーカーも似たような構造だとは思うが、固定用にネジを使うことは少なくなっており、 ファスナーなどをはめ込むだけで主要部分がロックされるようになっている。 固定用ネジはせいぜい ドアあたり1〜2本 というのが一般的なところだろう。 しかも ネジの頭は隠されている ことが多い。

場所にもよるが、パーツの取り外しには 慎重かつ大胆な 動作が必要なところもある。 万一 樹脂部品を破損 させるとあとが大変だ・・・


▲ 窓最前部の三角部分[拡大写真]
▲ 内張り前部のファスナー[拡大写真]


まずは、ミラーの裏側にあたる、窓最前部の三角パネルを取り外してやることにする。
この黒いパネルは真ん中付近のファスナーひとつと周囲の突起で ドアに引っかかっている だけなので、前方から少し力を入れて引っ張るだけで取り外せる。

続いて右上のイメージ、内張り前部にあるファスナーを外す。
このテのファスナーは、中央のピンを途中まで引き抜くだけでロック解除となり、ファスナー本体が取り出せる構造だ。 ピンを引き抜くのは 特に力をかけなくても大丈夫なので爪の先で引っ張れば良いのだが、固い場合は精密ドライバーがあれば便利だろう。


▲ 窓開閉スイッチ部分のネジ[拡大写真]
▲ ドア開閉レバーのパネル固定ネジ[拡大写真]


続いて固定ネジ2カ所を取り外す。 最初は窓開閉スイッチ部分から。
スイッチの脇に凹みがあり、底にゴムのシートが敷いてあるのだが、それをめくると固定ネジのお出ましだ。 サクッと取り外してやる。

右上のイメージは、ドア開閉レバーのパネル。 こちらもネジの頭が隠してある。
精密ドライバーなどで、上から覆っている丸い部分を前方からコジり、フリーにしておく。 但し、覆いを完全に取り外してしまうことはできない。 ここは 皿ネジが使われているので、区別できるように置いておくことが必要だ。


▲ 開閉レバーのパネルを外す[拡大写真]
▲ 内張り全体を外して行く[拡大写真]


ネジが外されたドア開閉レバー部分のパネルを取り外す。
特に説明はいらないかナ。 レバーを軽く引いた状態で突起部分を避けつつ取り外すだけだ。

この工程最大のイベントが右上のイメージ。 内張りパネル本体の取り外しだ。
まず、内張りの最下部あたりを手でつかみ、ドアに手を添えつつ力を入れて手前に引いてみる。 どのあたりに ファスナーがあるかは 感触でわかってくる ので、場所が特定できたらその一つ一つを 一気に「バキッ」 と引きはがしてやれば良い。 下半分がフリーになれば、あとは上方向に ぐっ と引き上げる。 実はもう1カ所 ファスナーが残っているのだが、それも一緒に外れて内張りのパネル自体がフリーになってくれる。


▲ スイッチのコネクタを外す[拡大写真]
▲ 純正スピーカーのお出まし〜[拡大写真]


左上は、フリーになった内張りパネル。 まだスイッチにケーブルがつながっている。
スイッチのコネクタにつながっているケーブルを取り外せば、今度こそ完全にフリーの状態だ。 コネクタのロックは少し固いかも知れないが、 場合によってはマイナスドライバーなどでレバーを押し下げてやれば外しやすくなる。 パネルの影になるので、明るい場所でやらないと確認しづらいのが難点かな。

結構ダルイ作業であったが、ようやく純正スピーカーのお出まし〜。
もっとヒドイのが付いているかと思ったが、案外まとも かも (^^;
一応 ダブル・コーン だし、エッジ部分もそれなりだ。


▲ 純正スピーカーを取り外す[拡大写真]
▲ サービスホールを一旦めくる[拡大写真]


純正スピーカーは、ネジ3本でとめてあるだけだ。 コネクタもワンタッチで取り外せるので、さっさと外してしまう。 ほぅ、 4Ω25Wとな・・・

説明DVDのサンプルだと インナーパネルは鉄板 なのだが、DEMIO君のインナーパネルはなぜか 樹脂製 だったりする。 デッドニングで塞ぐべきサービスホールは、ぺらぺらの粘着材が付いたシートで すでに塞がれている んだけどね (^^;
超簡易デッドニング という訳なのかな? でも、これをめくらないとアウターパネルに制振材が貼れないので、 せっかくだが剥がしてしまうことにする。




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