液晶自作キットCシリーズ 変換ケーブル (Page 1 / 1)

 液晶自作キットCシリーズ 変換ケーブル


■ Cシリーズで仕様が変わったコネクタ・・・

Cシリーズのメインボードは、パラメータ書き換えで色々な液晶パネルの接続実験ができるので重宝するのだが、新しい液晶パネルでテストを 行おうとして、ふと不便に思うことがある。 結構 A〜Bシリーズと 非互換のコネクタがある のだ (^^;

例えば、Digital RGB出力や、リモコン受光部のコネクタはピン配置が同一で、ケーブルも A〜Bシリーズの付属品やオプション品を持っていれば 使えるのだが、LVDS出力、バックライトインバータ接続用コネクタなどは仕様が違っている。 恒久的な製作に使うのなら きちんとしたケーブルを用意すべきだが、「ちょっと実験して結果を見てから、本組みするかどうか決めよう・・・」 などと考えている 段階では 非互換のコネクタ思考とやる気を中断する 以外のナニモノでもなく、 百害あって一利なしだ。
ということで、今回は A〜Bシリーズ付属品のケーブルだけでもある程度の実験ができるよう、変換ケーブルをご紹介しよう。 例えば、 C-100Kを購入し、あとから LVDSの液晶をつないでみたくなった場合など、このテの変換ケーブルが身近にあると便利である。

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■ LVDS出力コネクタ・・・

▲ LVDS変換ケーブル[拡大写真]
Cシリーズの LVDSコネクタは、形状やピン数そのものは A〜Bシリーズと同様だが、信号の割り当てが変更されており、全く互換性はない。 Digital RGB用ケーブルはそのまま使えるので、LVDSも大丈夫だろう・・・ と思って差し込んでも動作しない。 一応注意しておこう。

尚、今回ご紹介する変換ケーブルは、LVDS 1ch仕様のもので、コネクタの 1ch分に相当する分しかピンを設けていない。 A-300Kなどに付属のケーブル (LVDS 2ch仕様)を使う場合は、コネクタ全ピン変換できるケーブルが必要になる。
全ピン変換できるケーブルは、また後日追加作成し、横に継ぎ足す等考えることにしよう。

 ・ 変換ケーブル結線図
  ↑↑結構大きな図になったので別窓ということで・・・



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■ バックライトインバータ接続コネクタ・・・

▲ インバータ変換ケーブル[拡大写真]
こちらは、A〜Bシリーズが 2.5mmピッチ 4Pin (XHコネクタ互換品)だったものが、Cシリーズでは 2.0mmピッチ 6Pin (PHコネクタ互換品) に変更されている。 内訳は、GNDと 12V電源のピンがそれぞれ 1本→2本と強化されている。 大メシ喰らいのインバータに対応するためだろうか・・・。
ちなみに、Cシリーズに付属してきたインバータは蛍光管 1灯用の小型のもので、大電流を消費しないためか GNDと 12V電源のピンは 片側しか使われていなかった。

ここはセオリー通り、全ピンにケーブルを取り付け、A〜Bシリーズ用に変換するコネクタの根本で同一信号をまとめ、接続することにする。

2005/10/02 Yutaka Kyotani (公開)

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