DEMIO CYBER NAVI化大作戦 〜 純正オーディオ切り離し方法を探る (Page 4 / 5) |
■ 回路を元に“操作パネルI/F基板”の入出力を調査する・・・ |
回路図が調査できたら、実際に動作させながら 回路ブロックとしての入出力を調査する ステップへ
入ることにする。 クルマを運転しながら調査することは不可能だが、実際にエンジンをかけた上で エアコンやファンを動かして
動作を確認することも行っておきたいと思う。
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とりあえず、手っ取り早く動作を見ることができるツールが必要ということで、LEDと抵抗を直列接続したもの
を6回路分用意した。 これらをGND共通で基板にマウントしておき、リード線で 調べたいポイント に接続して
ごにょごにょしようという寸法だ。
まずは、左上のイメージ。 各出力端子にリード線を半田付けし、動作に支障がないように引き回しておく。 そして、元のユニットに再度接合してやれば、左下のようなイメージに・・・ |
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実際にクルマに戻して動作させてみたのが、右上のイメージだ。
LEDに直列接続する抵抗は 6.8KΩと少し高めにしてみたが、十分確認ができるレベルかと思う。 12Vと5Vの違いは明るさで判別可能 だし、必要なら LEDがマウントされた基板にテスターを当ててみることも可能だ。 6.8KΩという高抵抗なら、信号レベルへの影響もそれほど心配ないだろう。 |
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入出力信号をある程度調査したら、次のステップとして実際に コネクタを嵌合させて信号を取り出す方法
を検討しなくてはならない。 あと、モータードライバの出力など、フローティング状態でないと調べきれない
ところもあるので、とりあえず 信号取り出し用ケーブル を作成してもう少し追加調査しておくことにする。
また、クルマの車体内部に引き回されているケーブルを切断して対応するという 反則ワザ を使わなくて済むよう、元のコネクタは極力活かすのが私の方針だ。 まずは、コネクタをよ〜く観察・・・ と。 コネクタ現物を確認すると、一列に並んだピンの間隔は 2.54mmピッチのようだが、列と列の間は 5.08mm。 ロック部分にピンはなく、各ピンの形状はやや幅広で 偏平な感じがする。 |
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とりあえず近そうな代用品候補・・・ ということで、2.54mmピッチ・3列ヘッダーピン を用意した。
左上のイメージが現物だが、中央列のピンおよび、ロック部分にある不要なピンは抜いてしまうこともできる。 実際に加工してみたが、 多分これで問題ないだろう。 そして、適当な基板の切れ端にマウントしたのが右上のイメージ。 ロック機構は・・・ 別途考えよう (^^; |
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調査目的の場合、リード線の反対側は適当な端子に接続しておくのが扱いやすい。
端子と言っても、実際にはテスターのプローブやミノムシクリップで接続できれば目的は達せられるので、左上のイメージのように 基板の切れ端にスズメッキ線・・・ でOK。 コネクタのピンと位置関係を合わせておくとイメージを掴むのが楽だ。 こいつを右上のイメージのように仮接続し、調査続行・・・っと。 まぁ、私が調査結果を書いてしまったら、敢えて自分でも調査しようと思う人なんか居ないか (笑) |
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ということで、調査結果はこちら。
ちなみに、5Vや12Vという表記は概略値で、実際にはもう少し半端な電圧が出ている。 表にした結果を眺めている限り、何とかメカニカルなスイッチだけでも制御できそうな感触ではある。 しかし、パイロットランプをどうするか とか、保護回路を入れることができない など、問題点満載となること間違いなし! やっぱり、マイコン使いますか (^^; 表にまとめた結果だけでは読み取りにくいところもあるので、項目毎に少し補足しておきたいと思う。
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2008/08/24 Yutaka Kyotani (暫定公開) 2008/09/07 Yutaka Kyotani (追記) 2008/09/14 Yutaka Kyotani (正式公開) | ||||||
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