スピーカー交換&デッドニング (Page 1 / 5)

 スピーカー交換&デッドニング


■ 購入後しばらくすると感じる純正オーディオへの不満・・・


最近のクルマは、あまり細かいことにこだわらなければ、一般人が困らない程度 のオーディオ装置が標準装備されている場合が多いと思う。 前車 MOVE君を買った時代は 標準装備はカセットデッキ で、後から大枚はたいて純正オプションの CDデッキを増設したのだが、 DEMIO君では CDデッキは標準装備、MDやMP3対応CDチェンジャー、HDDオーディオなども装備が選べるようだ。 あと、オーディオレスモデル なんていうのもあり、購入時は コレの真意はわからなかった のだが・・・
ちなみに私の場合は 車種が“SPORT” なので、こちらが「付け替えてくれ」と言わなければ 選択肢は標準装備のCDデッキのみ だったりする。 とりあえず、細かいことは考えずに 不満に思ったときに入れ替えればいいや という軽い気持ちだったのだが、DEMIOユーザーの方は 既にお気付きの方も多いはず。 実際にはそんなに簡単には行かないようで・・・

とりあえず 簡単に入れ替えられるところから手を付けよう ということで、手始めに 貧弱な純正スピーカーの交換 から 行ってみたいと思う。

以下、私が実際に行った作業過程を記して行きたいと思う。 参考にしていただくのも良し、もっと良いやり方があるや という意見をお持ちの方は、駄作な例としての参照も大歓迎だ。

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■ 実際には衝動買いだった・・・


別件で、高速道路走行中フロントガラスに 石コロの直撃 をくらったため、リペアキットを購入しにカー用品店に行ったのだが、 妙にオーディオコーナーが充実していたんですナ(^^) ということで、お約束(?!)の衝動買い。 なぜかリペアキットと一緒に アップグレード用スピーカーデッドニングキット も買ってしまったのでありました。


▲ Pioneer TS-J16A[拡大写真]
▲ AODEA デッドニングキット[拡大写真]


スピーカーは、それこそ 星の数 ほど種類があり、自分で事前にしっかり考えを整理しておかないと選択に迷うのだが、 私としては色々とポリシーがあったので、消去法主体で選択した結果、今回は Pioneerの TS-J16Aに決定。
要は、あんまり安物を買うのは アップグレードの意味がない ように感じるのと、セパレート2Wayのスピーカーは 高音と中低音が別の場所から出るのが気に入らない ので却下である。 で、元のスピーカーと同サイズの中から ある程度自分のポリシーに合うものをセレクトした結果がコレ・・・ と。

デッドニング用の部材は、もちろんバラで買っても良いのだが、色々な必要部材がセットになった箱入りのモノがあったので、今回は こちらを選択。 ヘラや前処理材、説明用のDVDなんかも入っており、値段も割安なのでオススメだ。 まぁ割安と言っても 1万3千円ほどするので、結構なお値段なのだが・・・。 一応このセットで、ドア2枚分を加工できるらしい。


▲ ご本尊スピーカーユニット[拡大写真]
▲ 付属クロスオーバーネットワーク[拡大写真]


ご本尊のスピーカーユニットを見てみよう。
既存のスピーカー交換用に対応したトレードインタイプでありながら、クロスオーバーネットワークも専用のモノが付属しており、 コアキシャルタイプのトゥイーターは、ディフィーザーが回転式になっているのが◎。
欲を言えば、ネットワークのコイルが空心ではなくフェライトコアが入っていたり、コンデンサもフィルムコンではなく無極性の電解だったりするのは それなり だったりするんだけど、ま、クルマでそれ以上こだわっても仕方ないことですナ。


▲ スピーカーの付属パーツ[拡大写真]
▲ デッドニングキット開梱[拡大写真]
▲ デッドニングの主役・制振シート[拡大写真]
▲ 付属の小物類と説明DVD[拡大写真]


その他のパーツ類も記しておこう。
スピーカーの付属品としては、各種ネジと接続ケーブル、クッションや両面テープなどが入っている。 著名な車種の場合なら 付属のケーブル 一発で接続可能なのだろうが、残念ながら DEMIO君の場合 付属ケーブルは使用できない ようだ。 途中でケーブルを切断して 撚り合わせてから黄色いキャップを被せてねじ込み、固定するのだそうな (^^;

デッドニングキットの主役、制振シートは二種類のものが入っている。 黄土色のシートはアウターパネル(ドア外側板金)用、アルミの表面加工されたシートは インナーパネル(ドア内部パネル)用だそうだ。
そのほかには、吸音シート、防音テープ、ヘラ、前処理材、保護チューブ、タイラップ、マニュアルDVDなど。 このマニュアルDVD、作業の参考になるのはもちろんだが、 別の意味で面白い ので、ぜひ見ておきたい一枚かも。




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