■ 蛍光表示管を使った周波数カウンタの製作

※ 暫定公開 ※ 


◇はじめに・・・

2002年8月下旬のとある週末、友人と大阪日本橋を徘徊中にふと立ち寄った「デジット」で、懐かしい表示デバイスを 発見した。 ‘田’の字型に組まれたセグメントを一桁ずつガラス管に封入した蛍光表示管というデバイスで、年代によっては かなりお馴染みの方もおられるハズだ。 ま、若い方の中には「全く見たこともない」という方が居るかも 知れないが、近年では表示色の多彩化が進み、専用記号などの表示セグメントを持った蛍光表示管が 家電製品に広く使われているので、知らず知らずのうちに蛍光表示管に接している筈である・・・。
ということで、50円という値段を確認してピン接続のデータをもらい、6本ほど衝動買いしてしまった (^^;

購入した蛍光表示管は NEC製の LD8113という型番。 田の字型に組まれたセグメントを一桁ずつガラス管に封入したもので、 足がリード線であることを除けば形状は昔ながらの「真空管」そのものである。 LEDでよく使われている日の字型セグメントよりも 素子数がひとつ多く、工夫次第で色々な表示が可能という感触だ。 また、蛍光表示管はその性質が真空管に近いため、電子を熱で飛ばすための ヒーターや加速のためのグリッド、最終的に発光させるプレート(アノード)が存在し、電源電圧等もロジック回路で使っているものとは 全く異なったものが要求される。 今回は、このあたりを色々実験しながら回路を検討し、最終的な成果物(ネタ)を 組み上げてみたいと思う。

実は、肝心のネタは何でも良かったりするのだが (^^; まだ私が持っていない測定器が良いだろうということで、 PICマイコン(PIC16F84A-20)を使った周波数カウンタに仕上げることにした。 実に安直な理由ではあるが、他に PICを使った応用を考えられている方にも 参考にしていただければ幸いだ。


◇製作説明・・・

表示部分の検討と製作
PICマイコンを使った制御部の製作
ケースへの格納と仕上げ ※準備中


 ・ ・ ・ ・ 各種資料 ・ ・ ・ ・
☆表示部
基板拡大イメージ  裏面  回路図
☆制御部
基板拡大イメージ  裏面  回路図
制御プログラム (PIC16F84A-20 ソースおよびヘッダ・HEXファイル: ZIP圧縮)
2002/09/30 Yutaka Kyotani (暫定公開)
2002/11/17 Yutaka Kyotani (制御部の検討と製作 追加)

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