DELL PowerEdge SC420オーナーへの道・・・ (Page 1 / ??)

会社の同僚から、\29,800で買える Pen4マシンがあるという情報Get!
何でも、普段はCeleronの構成がPen4 2.8GHzに、40GBのHDDが 160GBに増量中と、主要部品だけで 十分に元が取れてしまう計算だ。


個人事業主〜中小企業向けのサーバマシンという位置付けのモデルで、サウンドなし、チップセットはインテルの E7221と、結構クセがありそうな感じではあるが、あまり詳細を確認しないまま「何とかなるだろう」と 注文の決意。 「京谷電子設計」という個人事業主を装って Web注文することにした。

■ 情報Get! 早速注文だ・・・

2005/03/19
DELLのWebサイトからオンライン注文。
クレジット決済にしたところ、カード会社のオンラインIDの入力まで求められる。
少し手こずり入力完了 (^^; しばらくして「ご注文ありがとうございました」メール到着。

2005/03/21
注文請書がFAXで届く。
FAX番号書くんぢゃなかった。 家族にバレバレ (^^;

2005/03/23
注文請書がハガキで届く。
裏側からぺりぺりとめくるやつ。 ハガキで送るのなら FAXせんでも良いのにねぇ。

2005/03/30
運送会社から確認の電話が入る。
会社名が入っていたので、どんな建物か聞かれたらしい(家族談)。
そういえば、注文請書を再確認していてクーポンコードを入力していないことを再認識。 あと \5,000安く買える筈だったのに (^^; 後の祭り・・・

2005/03/31
無事に本体到着・・・ っと。
運送会社は西武運輸。 家族の話によると、もう一台同じ箱がトラックに載っていた らしい。 この近所で買った人が居るんだろうか。
仕事から帰宅すると玄関脇に放置してあった。 結構でかい箱だったりして (^^;
早速その場で開梱して 3Fの PCが置いてある部屋に持って上がる。

キーボードとマウス、モニタをつないで起動試験。
特に問題なし。 ガイダンスプログラムが起動するが、二回目からは何もブートしなくなった。
とりあえず、WinXPのインストールCDを突っ込んでインスコ開始。 FATで数10MBほどの 確保領域がHD上に残っていたけどさっさと解放。 手元のXPはビッグドライブ非対応と 思われるので、まずは60MBほどの領域をNTFSで確保してスタート。
約30分後、とりあえずデバイスマネージャは「!」だらけだが、XP本体はインスコ完了。
家族に空き箱を翌日処分するよう頼んで、晩酌&就寝。 おやすみなさい〜 Zzz。

2005/04/01
ドライバ類のインスコと、別のマシンからのメモリ移植実験。
やはり、WinXP用のドライバ類は付属していないようだ。
とりあえず付属品の DELL OpenManageと書かれたディスクをセットして、 サポートプログラムを起動してみる。 機種名 SC420と、Win2000Serverを選択 (^^;
チップセットのinf追加情報はすんなりセット完了。 ネットワークもセット完了。 しかし、 VGAドライバは「サポートされていないOSだよ〜ん」とほざいて終了されてしまう(怒)。
結局のところ、デバイスマネージャから強制的に VGAのinfファイルを読み込ませてセット完了。
適当なウィンドウをマウスで掴んでグリグリ動かしてみるが、反応がイマイチの雰囲気。 パフォーマンス 悪いんだろうなぁ (^^;

この時点でデバイスマネージャ上では、USBのツリーに「!」が一つ。 マザボを単独で買うと、 ドライバディスクに大抵USBのパッチが入っているが、DELLのCDには入っていないのが原因だろう。
そのうちどうせSP2を当てるので、放置することにする。

続いてメモリ。 SC420本体にセットされているのは、DDR2-400 ECC付き256MB(Micron)のものだった。
とりあえず標準搭載のメモリを取り外し、他のマシンに入っている DDR2-533 NonECC 256MB(SAMSUNG)×2枚を移植。 特に問題なく DualChannelで認識。 心持ち起動が早くなったような気がする (^^)

▲ 元々実装されていたECC付きメモリ (PC3200)
▲ 他のPCで使っていたECCなしメモリ (PC4300)


2005/04/02
サウンドボードとメモリを購入するため日本橋へ。
Creative SoundBLASTER Audigy LS \4,980
最近は、あまりこだわらなければ \2,000以下で買えるサウンドボードもそこそこあるようだ。
でも、結局ごだわりを捨てきれなかったのでそこそこの出費に (^^;
ドライバのインスコ自体は特に問題なし。

DDR2 533 512M(SAMSUNG) \8,270 x2枚
合計1GBになるが、これは現在使用中のPCに回し、捻出したDDR2-533 256M×2枚 (SAMSUNG: 昨日テストで使ったもの) をDELL君にあてがうことにした。
元々256Mが入っていたPCはDDR/DDR2兼用のマザボのため、DDR2用スロットが2つだけしか 付いておらず、これ以上増設不可という事情があるのだ。 とりあえず購入した 512M×2枚も SC420に取り付けてみて、きちんと256M/512MどちらのメモリもDualChannelで 認識することを確認した後、元のPCへ。

▲ Creative SoundBLASTER Audigy LS
▲ SAMSUNG DDR2 533 512M (PC4300)


2005/04/08
チューナーカードをSC420にセットしてみる。
E7221内蔵VGAのパフォーマンスは期待できないことがわかってきたので、とりあえずグラボの後付けを 検討することにする。 それと並行して、チューナーカードを増設した場合に内蔵VGAでオーバレイが ちゃんとできるのかを確認。
CANOPUS MTVX2004HF を取り付けてドライバも入れてみる・・・ が、 まっ黒くろすけな画面でした (^^; やっぱりすんなりとは行かせてくれないのネ・・・

2005/04/09
グラフィックボードとDVDマルチドライブを購入するため日本橋へ。
玄人志向 GF62TC-E128C \5,980
nVIDIA GeForce6200TC コアクロック350MHz/ メモリクロック600MHz。 PCI Expressでもそこそこ安いグラボを 選んでみた。 Web上でさらっと情報収集してみたところ、同じグラボでの動作報告例も発見できたので ハズレの可能性は低いように思う。
とりあえず、買ってきたグラボを現在使用中のPCにセットして正常起動することを確認。 ドライバを インストールしての動作確認は割愛 (^^;

LG GSA-4163B Black \6,720
言わずと知れたLGの DVDマルチドライブ。 黒ベゼルのバルク品(ソフト付き)を選択。

▲ 玄人志向 GF62TC-E128C
▲ LG GSA-4163B Black


2005/04/10
PCI Expressスロットの突起を削る。
このDELL君には一応 PCI Expressのスロットが付いているのだが、何故か×16ではなく、×8なのだ (^^;
きっと、グラボを刺すために用意されたものではなく、RAIDカードとかのためのものなんだろうと思う。
実はこのスロット、幅だけは×16のサイズと同一なのだが、接点が途中×8に相当する位置までしか取り付けられていない上、 途中2カ所に邪魔な仕切りがある。 当然×16のカードは刺せないという、何とも変態的構造のスロットだ (^^;
順番が前後するが、私にSC420の情報をくれた会社の同僚によると「スロットを削ったりグラボを削ったりして動かしている人、 居るみたいよ」とのこと。 それなら・・・ ということで、私もチャレンジすることにした次第だ。

▲ マザボ中央付近の黒いスロットがそれ
▲ 邪魔な突起が2カ所![拡大写真]
▲ ルーターでスロットの突起を削る[拡大写真]
▲ 削り終わったスロット[拡大写真]

最初は研磨剤の付いたピットで削ろうとしたのだが、樹脂製品は押し当てると溶けるため効率が悪い。 まず先端が 0.5〜1mm程度のドリルピットで斜め横からいくつも穴を掘り、カッターで切除してピットを取り替え研磨という 工程でやるのが良いようだ。

買ってきたクロシコのグラボをセット、まずは正常起動することを確認。
その後、別のPCで使っていた CANOPUS MTVGA X600Pro をセットするが、映像出ず。
ディスクはアクセスしているようなので内蔵VGA端子にモニタをつなぎ替えてみたら、何と 内蔵VGAから信号が出ていた (^^; これって認識してない・・・ っちゅうことか。
とりあえずクロシコのグラボに戻し、nVIDIAのサイトから最新のドライバを落としてきてインスコ。 正常動作確認。

MTV2004HF PCI中央のスロットに装着。
IRQ17 PCIExpress Root Port と当たっていて、起動直後に吹っ飛んでしまう。
ドライバの入れ直し、CTVClean等試すが効果なし。
MTV2004HF 上側(グラフィックボード側)スロットに装着。 IRQ16 症状変わらず。
MTV2004HF サウンドボードを抜いて下側スロットに・・・ 症状変わらず。

超編 UltraEDIT をインスコ。 適当なファイルを読み込んでみるが、オーバレイ表示されず (^^;
結局、このグラボは役立たず かっ!!

2005/04/11
標準搭載されていたメモリを転売。
元々刺さっていた DDR2-400 ECC付き256MB(Micron)を会社の同僚に転売。 職場でも何人かこのお祭り騒ぎに 参加しているので、情報交換も活発だったりして (^^)

2005/04/14
内蔵VGA活用に救世主「神」ドライバ。
世の中頑張り屋が居るもんだ。 915GチップセットのVGAドライバを強引に E7221で使うためのイネーブラ 神ドライバ 発見〜っ! こいつをインスコしておくとシステムデバイスとして常駐し、E7221をまるで915Gの如く見せかけて くれるというたいへんありがたい代物だ。
ということで、無事に Intel謹製915G VGAドライバもインスコ完了〜っと。
MTVX2004HF + FEATHER2005でバッチリオーバレイが表示されているのであった。 ありがたやありがたや (^^)

2005/04/17
クロシコのグラボで大型TV出力テスト。
最終的に、このDELL君は居間に置いてある 32インチ液晶TVにつなげられたらいいナ〜と思っているので、DVI出力端子から HDMI変換ケーブルを使って TOSHIBA 32LZ150 に接続テストを試みる。
このTVのパネル解像度は 1364×768の筈だが、やはり DOT By DOTでの表示はできないみたい。 1280×720、1920×1080でそれなりに表示されるのだが、ややオーバースキャン気味。 色々カスタム解像度を 試すが、TV内部のスケーラーをパスしたネイティブ解像度での表示はやはり不可能なのか!

何でも良いけど、DVI(→HDMI)とアナログRGBのデュアルディスプレイを試そうとすると、落ちる (^^; アナログRGB×2のデュアルディスプレイなら問題なし・・・ 何で?!

2005/04/18
職場の同僚から別のグラボを譲り受ける。
inno3D GeFORCE PCX5750-256M \5,500
このグラボでオーバレイがきちんと機能することは、前の持ち主によって確認済み (^^)
支払いは後回しにして、さっさと持ち帰ってデュアルディスプレイのテスト・・・ と。
とりあえず、アナログRGB×2のデュアルディスプレイなら問題ないことを確認して晩酌、就寝〜 Zzz。

2005/04/19
再度大型TV出力テスト。
前回不完全だった、DVI出力端子から HDMI変換ケーブルを使って TOSHIBA 32LZ150への接続テストを再度試みる。
DOT By DOTでの表示や、デフォルトの HDTV解像度での出力でオーパスキャン気味に映ることは変わらずという ところだが、このグラボでは DVI(→HDMI)とアナログRGBのデュアルディスプレイでも正常動作。
MTVX2004HF + FEATHER2005でバッチリオーバレイが表示されているのであった。 ほっ (^^)

▲ inno3D GeFORCE PCX5750-256M
▲ 32型液晶TVとのデュアルモニタ (^^;


2005/04/24
居間に設置完了。
ジャジャ〜ン。
しばらく使ってみましょう!


・掲載しているDELL SC420は、企業ユーザ向け商品です。 また、常時この構成、価格で販売されている訳ではありません。
・SC420は、WindowsXPへの対応は保証されていません。 保証外のOSでの使用も自己責任の世界です。
・このページの記載内容について、デル株式会社、Creative Technology, Ltd.、カノープス株式会社、株式会社バッファロー、その他メーカー
 および販売店への問い合わせは絶対にされませんよう、お願い致します。
・改造という行為にはリスクが伴います。 商品の保証やアフターサービスを受けることもできなくなります。
・このページの記載内容は、全て自己責任においてのみご利用いただけます。 詳細は こちら をご参照下さい。


2005/04/24 Yutaka Kyotani

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