“真空管ラジオ”製作記 〜とりあえず組み立ててみる〜 (Page 1 / 2) |
とりあえず組み立ててみる |
■ 最初はケースに色々な部品を取り付けて行く作業だ・・・ |
とりあえず、あまり深い詮索などせず、説明書に書いてある通りに組み立ててみることにする。
初心者になりきって、写真を撮りながらひたすら説明書通りに組み立てるのは、実際のところ全然楽しくないのだが・・・ 最初のステップとしては、
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最初はなぜかプリント基板の組み込みだ・・・。
既に部品が取り付けられた状態なので、本当にあっけない。 基板上の部品をチェックせよとか、点検確認に関する指示事項は マニュアルにも一切書かれていないので、そのまま組み込んでいる。 突起物をケースの穴に合わせたあと、押し込んでネジ止めすればよいのだが、ネジの本数は 7本とちょっと多めになっている。 B電池の 電極が基板上に付いているので、浮き上がりを防止する意味でも少々頑丈に固定しておく必要があるためだ。 |
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次は、スピーカーの取り付け作業だ。
このラジオのスピーカーには、昔ながらの ラッパ型ホーン が付いているので、その入り口に正しくスピーカーが来るように 取り付ける必要がある。 まずはゴム製のパッキンをセットし、スピーカーと押さえ板を置いてネジ止めすれば OKだ。 この段階でホーンを付けてしまうと邪魔なので、嵩の高い部品は後回しにしよう。 それにしても、もう少しまともなスピーカーが欲しいと思う今日この頃・・・ |
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ケースへのメカものパーツの取り付けは続く・・・ お次は電池接点とツマミ類。
ヒーター用の A電池は単二乾電池を使うので、電池ケースの中に接点を仕込んで置いてやる必要がある。 普通の電子工作なら、接点が 既に取り付けられた電池フォルダを購入することの方が多い訳で、これはこれで妙な感触 (^^; 接点用の金属部品は、そのままケースの所定位置に押し込んでやると、溝に金具の 返し部分 が引っかかって そのままロックされるようになっている。 外しにくいので、押し込む前にプラスとマイナスの向きを確認しておこう。 ツマミ類は、基板から顔を出している電源スイッチと、再生調整用VRの軸にそのままはめ込んでやれば OKで、ひじょうに簡単だ。 VRの軸にも 一部分だけ平らになっている部分があり、ネジ止めの必要はない。 |
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これも特に説明はいらないだろう。 続いてチューニングノブも取り付けてやる。
説明書によると、ツバ付ネジ で取り付ける必要があるらしいので、気に留めておくようにしよう。 まぁ、 右上の写真を見ればおわかりのように、少し頭が大きいだけなのだが・・・ |
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まだしばらくは、楽しくない作業が続くようだ・・・
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このセットのバリコンは、金属板同士の対向距離を変えることで静電容量を変化させる。
一般的なバリコンは、ローター(回転子)と、ステーター(固定子) の重なり具合を変えることで 静電容量変化を作り出すようになっているので、かなり風変わりな調整方法だ。 しかし、色々な説明を読んでいると、 はるか昔に使われていたこともあったとか・・・ ちなみに、私が見るのは今回が初めてだ。 このバリコンの主要パーツは、単なる整形されたアルミ板二枚である。 最初は二枚とも、表面にブルーの保護シートが貼り付けてあるので、そのうち一枚の保護シートを剥がすのがミソだ。 あとは、 粘着シートの裏紙を剥がして枠にセットし、バネをはさんで所定位置に取り付ければ一丁上がりネ。 |
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敢えてここで組み立てる必要はないのだが、一応説明書通りということで、ホーンを組み立てる。
これも、基本的に部品をそのままネジ止めしてやればそれで終わりだ。 最初は緩い目にネジを締めておき、先端部分のパーツを はめ込んだ後、ネジを締め上げれば OK。 |
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次は、ループアンテナを巻くための枠を用意する。
イマどきのラジオなら、さしずめバーアンテナというところだろうか。 バーアンテナは、細長いフェライトコアにコイルを巻いて 作るが、このループアンテナは、例えるなら 空芯のバーアンテナ というところだろう?! まず、必要なパーツを並べ、大まかに位置関係を掴んでおこう。 そして、おもむろにパーツをはめ込み、組み立てて行く。 結構な大きさになるので、はめ込んだところが弛まないよう、時々反対側のパーツにも気を遣ってやろう。 |
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