DEMIO CYBER NAVI化大作戦 〜 純正オーディオ切り離し方法を探る (Page 3 / 5)

■ 操作パネル部も観察する・・・


続いては、オーディオやその他の操作機能が凝縮(?!) されている、操作パネル部を取り外して観察してみたいと思う。


▲ 操作パネル部を分離してみた[拡大写真]
▲ 絶縁シートをはがしてみた[拡大写真]


基板裏側を見たところでは、そんなに特徴的な部品はないように見える。
液晶表示器が付いているので、それの制御用に使うのだろうか三洋のチップがすぐそばに実装されている。 あとは、 2DINのオーディオユニットにつながるコネクタが2個、そしてメカ用? のサブ基板につながるコネクタが1個。 LEDドライブ用なのか、 トランジスタがそこそこ点在して実装されている。


▲ 取り外した基板をオモテ側から[拡大写真]
▲ 取り外した基板をウラ側から[拡大写真]


パネル正面左右にあるロータリーエンコーダーのつまみが外れにくく、基板のウラ側ばかり見ていたのだが・・・ エイヤッ と外して基板単体の状態でオモテ側を見てびっくり・・・
やはりというか、マイコン制御 ですナ(大汗)
しかも、マイコンチップの型番控えるのを忘れてるしねぇ(笑)

これだけ盛大に オーディオ操作部と癒着 している姿は ある意味すごい と思う。
ということで、ここは 深追い禁止 と自分自身に言い聞かせ、せっかく別基板にしてくれている モータードライバとパワートランジスタが載った基板をもう少し追いかけてやることにする。

・ ・ ・


■ 追加されている“操作パネルI/F基板”を詳細調査・・・


ワンステップ戻り、オーディオユニット側面に追加で貼り付いている 操作パネルI/F基板 の回路を追いかけてみたいと思う。


▲ 再掲:追加基板オモテ側[拡大写真]
▲ 再掲:追加基板ウラ側[拡大写真]


前頁に貼り付けたイメージを再掲させていただく。
この基板には、モータードライバIC TA8080Kをはじめとして、メカ系のドライブ用と思われるパーツが搭載させている。 幸いにも 実装密度の低い片面基板 であるので、手始めに回路図を引き、入出力の仕様を探りたいと思う。


▲ 追加“操作パネルI/F基板”回路図 (手書きバージョン)


チップコンデンサやビーズの類は値が読めないのだが、まぁ ここまで判れば十分 だろう。



2008/08/17 Yutaka Kyotani (暫定公開)
2008/08/24 Yutaka Kyotani (追記)
2008/09/14 Yutaka Kyotani (正式公開)

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