DEMIO CYBER NAVI化大作戦 〜 バック&フロントカメラ信号横取り作戦 (Page 2 / 3) |
■ で、信号を横取りして何すんの?・・・![]() |
冒頭で自分の考えをほとんど説明してなかったので、こんな突っ込みが入りそうな予感 (^^;
とりあえず、さらっとこのあたりの経緯をお話ししておくことにしよう・・・ CYBER NAVIに設定されているフロントカメラオプションだが、実際に取り付けて使っている人はどれくらいいるだろうか? バックカメラは、ギアをバックに入れれば勝手に切り替わる ので、本人が使おうと思わなくとも画面は表示される。 一方フロントカメラは、 低速になったときに ボタンを押すという操作が必要 なので、使用者が必要と判断してボタンを押さなければ、永久に画面が表示されることも なかったりする。 ところで、マニュアルミッション車に乗っている人は、速度を落として安全確認〜加速するというシチュエーションでは、大抵 シフトレバーに左手を置いている はずだ。 左手でボタンを押すという動作を加えることは、シフト動作のタイミングを意識して調整してやらなければならないため、よほど見通しの悪い ところでしか使われない可能性が高そうだ。 いちどボタンを押して表示させた所は 次回から自動で表示される ことを加味しても、MT車との相性はあまり良くない と言わざるを得ないようで・・・ それともう一つ、これはこのNAVIの利点なのだが、カメラが常時給電されている ということがある。 一般的なバックカメラだと、ギアをバックに入れたときのみ給電されるものも多く、カメラのアイリスが安定するまで全白画面から じわ〜っと背景が現れる ような表示のされ方をする。 常時給電というのがわかれば、やはり横から覗き見してみたくなるというのも自然な姿かな。 フロントカメラの画像が、別モニター(小型パチンコ液晶など)に常時映してあれば、今までの数倍役に立つこと間違いないだろう。 ま、魚眼レンズばりばりの 補正なし画像 というのは割り引いて考える必要はありそうだが。 ということで、今回のお題はこんなところ。
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■ 実際に回路を作成する・・・![]() |
さて、実際にカメラから信号を横取りする場合に必要な回路・・・ だが。
回路を割り込ませる時点で、カメラからの映像信号が NAVI本体に75Ω終端されたカタチで供給され、これだけで完結の状態になっている。 つまり、 そこから信号を横取りする側は NAVIへの信号を乱さないよう 信号を取り出す必要があるため、 ハイインピーダンス で受けなければならない。 また、NAVIに接続された状態で 信号レベルが規定の 1Vpp なので、75Ωの入力インピーダンスを持つモニタなどに 信号を送り出す場合は、6dBアンプ と 75Ωドライバ の機能も必要だ。 あと、2入力以上のビデオスイッチもね。 このテの用途には、クランプ入力の付いたビデオスイッチ+6dBアンプ+75ΩドライバのICがあれば便利に使用できる。 が、 ビデオスイッチ+6dBアンプや、ビデオスイッチ+75ΩドライバのICは広く出回っているのに、全部入ったモノは見あたらない・・・ と。 色々な 組み合わせを考えてみたのだが、利便性その他を考え、
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例によって手書きで申し訳ないが、上の図が実際の回路になる。
主要部品は、新日本無線(JRC)の NJM2267(クランプ+6dBアンプ+75Ωドライバ×2回路入り)と、NJM2244(クランプ+3入力SW+75Ωドライバ) を組み合わせてみた。 回路自体は単純なのだが、外付け部品がちょっと多めかな。 切り替え出力のみの単機能で良いなら、NJM2246(クランプ+3入力SW+6dBアンプ)に、トランジスタを外付けする方法でも対応できそうだ。 その他、 74HC405xなどのアナログSWと組み合わせる方法を含めると、かなりのバリエーションができるので、工夫してみるのも面白いだろう。 |
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カメラ配線からの、電源を含めた信号取り出しについては、上図を参照して欲しい。
あと、注意点を少々。 この回路の電源も、NAVI本体からカメラに供給される分を横取りして使う仕様になっている。 従って、バック&フロントの少なくとも片方が ND-FC100またはND-BC100が接続されないと、電源の供給がなくなるので使えない。 ま、色々やり方はあるのだが、一応気にしておいて欲しい。 |
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基板への部品実装状況およびケースマウントについては、上のイメージを参照いただければと思う。
また、基板オモテ、ウラ各面のスキャンニングイメージを別窓リンクしておくので、こちらもご参考に。 ※出力端子のコネクタが 1個しか装着されていないけど、突っ込まないようにね (^^; | ||||||
2008/10/05 Yutaka Kyotani (公開)
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