■それでは早速製作開始だ・・・
部品の用意は良いだろうか? 準備ができたら早速製作開始だ。 半田ゴテをあたためよう。
いきなり巨大な画像で恐縮だが、基板のオモテとウラをスキャンした画像にコメントを入れたものを用意させていただいた。
まずはこのすぐ下、オモテ(部品面)側の画像から見て欲しい。
この画像の基板はステレオ用として組み立てたもので、ちょうど真ん中から左右対称となるように部品が配置されている。
向かって左側には各部品の番号(Rxx, Cxxなど)を、右側にはウラ(半田面)側での配線の様子を記してある。
今回の製作に関しては、部品の実装上で注意しなければいけない点はほとんどないので、
各自お得意のパターンで進めていただければ OKだ。 強いて言うなら、部品を取り付ける際底面をキチキチに基板に密着させず、
1mm程度余裕を持たせることや、抵抗のカラーコードで誤差を示す金色の帯を下になるよう、
また他の部品も値が読みやすい向きに統一するなどの工夫をしておこう。
あと、回路図にないものとして「ジャンパー線」を 1ヶ所使用している。 ちょうど「R11, R12」の下あたりに穴 2つ分のジャンパーがあるので、
見落としのないよう、余った部品の足等でつないでおいて欲しい。
続いてウラ側(半田面)を見て行こう。 1ヶ所だけ注意点があるのだが、回路図中で
Rtなる抵抗が追加されていたのを思い出して欲しい。 これは動作確認用のテストポイントとして使うために追加したもので、
動作確認前は抵抗の両端をショートせず、確認後にショートしなければいけない。
実はこの画像では既にここがショートされた状態になっている。 右用・左用各 1ヶ所ずつポイントを示しておいたので、
製作時はご注意を・・・
さて、作業の進み具合はいかがかな??
場合によっては、両チャンネル分を一度に作成せず、片チャンネル分製作して動作確認・・・ というのも有効だ。
「実感がつかみにくい!」とお嘆きのアナタ・・・ このページをプリントアウトして、基板のオモテウラの図を貼り合わせて見るというのはいかが (^^)