STEP-9 〜番外編〜 ケースを切り詰める

余っているなら切ってしまえ! ・・・ということで、バッサリやってしまいました。

ここで登場するのがアクリル板用のカッター「P-CUTTER」だ。 もし本当に同じケースを使うつもりの方は、 お持ちでなければ購入されることを強くお勧めする。 こいつでケースをひっかくと 面白いように表面がはぎ取られて溝ができる。  このケースなら 10回程度ひっかくだけで貫通寸前まで行くはずなので、あとは手でちぎり取るような感じで 切り離して行けばOK、最後はヤスリで仕上げよう。

さて、このキットでいちばん背の高い部分は電池フォルダである。 ケースにセットした状態で、 フタがかみ合う部分に 2mmちょっと頭を出している。 フタの厚みは実に 14mmもあり、かみ合う部分(=内寸)を 3mm残して切り詰めることができれば一挙に 8mmも縮まることになる。

上記の内容を図面にするとこんな感じになる。
スマートメディアの前面は、抜き差しの便を図るために胴体側を削ってフタはそのまま残すことにした。  胴体側を 8mm削ることで、スマートメディアの抜き差しもとりあえずそのままでOKだ (^^/v

タテに切るところは P-CUTTERでやろうとすると失敗して割ってしまいやすいので、ここはドリルで連続穴をあけて つなぐ方法を併用した方が安心だ。 もちろん、スマートメディア装着面以外は一直線にやってしまおう。
あと、フタのかみ合わせが少々きつくなる傾向があるので、細部をヤスリがけして調整して欲しい。


さ、これでようやく 完成〜っ!

かなりスマートになったでしょ (^^)
フタを閉めると電池の頭を押さえてくれるので、これで基板が浮き上がる心配もありません。

・操作スイッチ周辺の様子

・スマートメディア前面上部

最初に ChaNさんが使われた、秋月の SK-5 相当のケースを使えばこの章は必要なかったはず・・・ ということで「番外編」とさせていただきました(汗)

2000/05/08 追記 Yutaka Kyotani

実際に秋月の 'SK-5'を使ってみました。 続いて「番外編その2」へどうぞ!
2000/07/02 追記 Yutaka Kyotani


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最後にひとこと、あとがきを!
番外編その2 'SK-5'を使うと・・・