パチンコ台中古モニタ活用術「CR信長の野望」編 (Page 1 / 1) | ||||||||||||||||||||||||
パチンコ台中古モニタ活用術「CR信長の野望」編 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
■このモニタユニットについて・・・ | ||||||||||||||||||||||||
SAMSUNG製 15インチ XGAモード TFT液晶パネルを使用したモニタユニットである。
中古モニタ活用術へのアイテム追加は、最近スローペースになったままだが、何卒ご了承の程を。 決して ネタがない という訳ではないのだが、相変わらず自分自身の職場が 時間的に融通の利かない 状態のため、 パチンコを楽しめる状況ではない というのが正直なところ。 誠にお寒い状態だ (^^; 余談はこのあたりにして、本題に入ることにしよう。 今回のネタは、何と 15インチXGAパネル が搭載されているという、ド迫力が売り物 の台だ。 導入からかなり経ってしまってはいるが、メーカーサイトでもまだ情報は公開されており、表示内容やリーチアクションなど、そこそこ そそる内容 が掲載されている。 ちなみに、光栄から発売されている同名ゲームが題材とのことで、ゲーム好きの人にはたまらんだろうなぁ・・・ 今回も例によって、掲示板で質問された方からの依頼品が題材だ。 ご多分に漏れず、私はこの台を実際に 打ったことがない のだが・・・ それに、ユニットも でか過ぎ ですな (笑) それでは、早速各部のイメージをご覧いただこう。 |
|
| ||||||||||
|
|
まず左上、右上上段のイメージだが、ユニット丸ごとを正面と背面から見るとこんな感じになる。
最近のパチンコ台は、効果音作成やランプ処理、画像処理などを サブCPUブロック に任せる構成を採るケースが 多数派になってきているようで、場合によっては 液晶ユニットにサブCPUブロックが同居している という構成もあるようだが、 この機種の場合、ユニット自体は比較的ゆったりした配置になっており、ざっと観察したところでは 絵柄処理基板 と、バックライトインバータ のみが取り付けられている。 ケース背面のフタは、上下各2箇所のツメで固定されているのみで、封印シールを破ってしまえば簡単に開くことができる構造になっている。 アクリルケースを開くと、絵柄処理基板とバックライトインバータ基板が、アクリル製の板に取り付けられている様子が確認できる。 このアクリル製の中敷き(笑) は置いてあるだけで、フタが外れた状態では完全なフリー状態だ。 ケーブルを外せば簡単に取り外すことができる。 ということで、ご本尊液晶パネルのお出まし〜 SAMSUNG謹製 LTA150XH-L06、15インチ XGA解像度、8Bit LVDS(1619万色)なパネルである。 “Wise View” のロゴがやけに エラそう ですな(笑)。 このユニット、きっとコストかかっているんだろうなぁ・・・ データシートも入手できており、液晶自作キットを使うなら、そんなに難易度は高くなさそうな感触である。 |
|
|
絵柄処理基板を少し観察してみよう。
搭載されている主要なデバイスを箇条書きにしてみた。
とりあえず 画像変換処理 というタイトルを入れておいたが、妙なLSIが鎮座している。 その経路には、 ナショセミの 40Msps ADCが3発、ほかにアナログ回路とおぼしきパーツもちらほらと(笑) ひょっとして、画像コントローラーの出力はアナログRGB かも知れませんナ。 そして、それが再び A/D変換ののち、何らかの処理 をされて XGA解像度の液晶に表示される・・・ と。 これって、スキャ○・コ○バータか?! まだ確証はないのだが、ぜひ暇を作って調べてみたいと考える次第だ。 |
・ ・ ・ ・
■回路について・・・ |
さて、ここにはいつもならビデオモニタとして使用するための実験や、改造内容を解説するための文章が入る筈・・・であるが、LVDSインターフェースのパネルであると
判明した時点で、例によって 諦めモード である。 一からの手作りによる応用は 割に合わない
ので、LVDS信号の出せる液晶自作キットを それなりに設定して接続 する方法を
考えて行きたいと思う。
ということで、今回は液晶自作キットとの接続方法について主に検討することにし、実際の接続方法や実例については、別ページで解説させていただくので、 興味のある方はご参照願いたいと思う。 |
・ ・ ・ ・
■さて、映り具合の方は・・・ | ||||||||
それでは右側のイメージをどうぞ。
サンプルは PC画面だが、液晶自作キット D-200Kの表示パラメーターを書き換えたもの、それに信号ケーブルの作成でひとまず動作確認ができている。 ちなみに、 バックライトは 4灯式なのだが、ユニット付属のインバーターが使えなかったため、4灯のうち1灯のみを、液晶自作キット付属の インバータで点灯させている。 少し暗いが、折りをみてきちんと手当てしたいと思う。 今回は 15インチXGA液晶が題材ということで、ビデオモニタとしては申し分のない大きさではないかと思う。 PC用モニタとして常用するには、 解像度が狭いと感じることがあるかも知れないが、一世代前のPCでは XGAが標準的な解像度。 セカンドモニタとしては、まだまだ十分活用できると思う。 まだ確認できていないが、 バックライト4灯全部を点灯すると、画面の明るさや画質等も申し分ないはずだ。 | ||||||||
2008/06/08 Yutaka Kyotani
※液晶ユニット調達/依頼:サニー さん (いちどご連絡をお願い致します) | ||||||||
|