ジャンク液晶モニタ復活事例 VL-15DX8編 〜 VL-15DX8を分解する (Page 1 / 1) |
VL-15DX8を分解する |
■ まずは、お決まりの分解・・・![]() |
最初のステップは、何と言っても 分解 だ。
早速ウラ蓋を開け、各部の造りを観察してみよう。 |
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このモニタの場合、あまりヘンテコな機構設計にはなっていないようで、まずは一安心。
ウラ蓋四隅にあるタッピングビスを外し、軽く固定されているツメを外してやるだけで内部を見ることができる。 右上の写真は、ウラ蓋を外してみたところ。 モニタ中央部分には、シールドケースをかぶった信号処理基板。 向かってそのすぐ左側には、バックライトインバータ基板が 見える。 上下には各2つのコネクタがあり、それぞれ配線が液晶パネルへと伸びている。 どうやらバックライトの蛍光管は 4灯のようだ。 ケース両サイドには、小さなエンクロージャーに収められたスピーカー。 音質の方は如何に。 向かって左下隅には、パイロットランプと、音量、明るさ調整用の OSDキーが搭載された基板が見える。 さらに、シールドケースを取り外してみると・・・ |
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左上の写真は、バックライトインバータ基板。
“NMB”の大きなロゴがシルク印刷されている。 ミネベア製だ。 基板中央に、パワートランジスタ 2SC5103が 2個装着されているのが見える。 1組の発振回路から 2組の高圧トランスが駆動され、 それがさらに分岐し、2個の高圧コンデンサを経てバックライトを駆動するという流れになる。 バックライトの低圧リターン側は、直接 GNDに落ちているのではなく、フィードバック回路を経てランプ電流の制御に使われているようだ。 基板の約半分を占めているのが、明るさ制御のための PWM回路ブロック。 毎度おなじみの PWM制御 IC TL5001、それに 8Pin SOPパッケージの P-Ch FET、ショットキーダイオード(2本) などが実装されている・・・ が、全体的に見て 妙に部品点数が多いように思う。 一角には OP-AMP KIA324Fなども貼り付いており、個人的には少し回路を追ってみたいように思うのだが、 時間がかかるのも困るので、また今度ね (^^; 右上の写真は、信号処理基板。 白い大きな入力信号用コネクタ、その隣には液晶パネルにつながる LVDSコネクタが見える。 各コネクタの配線を少したどると、 TMDSレシーバーIC TFP101PZP、LVDSトランスミッタIC DS90CF385MTDなどに到達する。 その他の主要パーツとしては、富士通のロゴに S1L50552Fとプリントされた 128Pinのチップ。 おそらく画面制御全般を 担っているのだろう。 スピーカーが接続されているコネクターの近くには、オーディオアンプ AN7512SH、何と HSOP 56Pinパッケージだ。 5V電源、BTL接続で 1W×2chの出力が出せる ICだそうで。 それ以外にも、三端子レギュレータや 個別のチップ部品などが多数実装されており、基板の実装密度はかなり高い部類ではないだろうか。 |
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左上の写真は、OSDキーボードとスピーカー。
裏側から見て左側、つまり前面からだと右端に LEDとボタン4個。 これで明るさと音量の UP/DOWNができるようだ。 スイッチの装着されている基板と信号処理基板とは、フレキシブルケーブルで接続されており、何とバックライトインバータ基板の 直下を横断している (^^; 右上の写真は、信号処理基板の入出力用コネクタ付近を映している。 この白いコネクタを外して確認してみると、反対側 (PCの映像出力に接続する) コネクタと同じモノが取り付けられているようだ。 もう一つ 欲しいなぁ・・・ |
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主要な構成部品をシャーシーから取り外し、並べてみた。
機構設計が単純明解で、分解はすこぶるラクチンだ。 サクサク取り外して行ける (^^) 最後はご本尊の液晶パネル。 右上の写真だ。 ブツは CHI MEIの M150X3-L01 Rev:C2。 すでにデータシートも入手できており、XGA 8Bit LVDS(1619万色)なパネルであることが確認済みだ。 | ||||||
2008/03/08 Yutaka Kyotani
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