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 ジャンク液晶モニタ復活事例 VL-15DX8編

※ 暫定公開 ※ 


■ 色々仕入れておいた専用モニタだが・・・


実は、このモニタを仕入れたのは、はるか2005年にさかのぼる・・・
2005年夏のとある休日、家電量販店系列の PCショップでその頃頻繁に催されていた ジャンク市 に出向いてみた。 大抵の人は、ノートPCやマザーボード、ビデオカードなどのメジャーな(?!) ジャンク品へと興味が向くようで、 液晶モニタ、しかもメーカー製デスクトップPCのセット専用モニタは比較的 選び放題 の状態だったのが幸いだ。

そんな中購入したのが、富士通 FM-Vシリーズのセット専用15インチ液晶モニタ VL-15DX8だ。
実はその頃、たて続けに数台の液晶モニタを購入しており、この VL-15DX8以外に、NECの F15T51、SONYの PCVA-15XTAP、PCVA-14XTAPなども Getしている。 F15T51 については、既に液晶自作キットとの接続実験や DVIモニタとしての応用を済ませ、 セカンドモニタとして便利に使っていたのだが、下の子供に PCを与える必要が出てきたため、手元にころがっている手っ取り早いものを・・・ と いうことで、PowerEdge SC420 と一緒に渡してしまった。 結果、2年あまり死蔵していたモニタの復活検討となった次第だ。

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■ モニタの各部を色々チェック・・・


同じ 15インチのモニタでも、メーカーによって造りは全く異なっているようで、このモニタは比較的薄型軽量にまとめられている。
大モノを購入することが確定している時は、電気街には最初から車で行くのだが、電車で行った時にうろついていて 衝動買い した時など、モノは軽量なほどありがたい (^^)。
ということで、早速分解し、各部の造りを観察してみよう。


▲ モニタ全景
▲ 貼り付けてある管理ラベル


今回も、例によって 1,980円モニタである(笑)
例の ジャンク市 ではあまり売れ行きは良くなかったようだが・・・ とりあえず、15インチにしては 比較的コンパクトにまとめられているようで、外観を見た感じの印象は悪くない。


▲ 銘板はスタンドの底面に
▲ PC側信号コネクタ


PC側の信号コネクタは、右上の写真の通り。 一昔前の PC9801/9821用 SCSIコネクタを小さくしたような感じだ。 両サイドに 太いピンを受ける口があり、14Pin×2列+太いピン2本 → 30Pinとなる。 F15T51のもの とは、両サイドにあるピンの♂♀が入れ替わっている。

今回も、建前は ジャンク品 ということで、動作するという保証はない。 しかし、F15T51を復活させた際の感触からすると、 あまり難易度は高くなさそうなので、気軽に行ってみたいと思う次第だ。
例によって、玄人○向からこれらの専用モニタに対応する DVI端子用変換ボックス のようなものも発売されており、 価格を気にしなければ有効利用できるだろう。 (私はもちろん買わないが・・・)

ということで、今回はとりあえずこんな感じですすめてみようと思う。
最初はお約束の分解、続いて DVIモニタ化かな (^^)
液晶自作キットとの接続実験は、余力があれば順次試して行くということで・・・

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* お し な が き *
 
VL-15DX8を分解する
 まずは分解 〜 各部の構造および液晶パネルの情報を調査する(2008/03/08)
DVI端子付きモニタとして使用できるようにする
 調査完了したモニタと接続できる、DVI端子付きケーブルを作成する(2008/05/04)
液晶自作キットとの接続実験
 摘出したパネルを自作キットと接続し、自作キット適合確認 (準備中)




ご注意!

このページの記載内容について、液晶モニタおよび関連部材の製造メーカーや、販売店への問い合わせは絶対にされませんよう、お願い致します。
各レポートは、私自身が行った実験の結果に基づくものですが、製品の個体差や使用環境などの要因により 所定の結果が得られない場合も考えられます。
液晶モニタのバックライトには一般に冷陰極管などのいわゆる「蛍光管」が使用され、数百ボルトの電圧がかかっています。 点灯する瞬間や 無負荷状態のインバータ出力は千ボルト以上の高電圧になることがあり、これらの部分に触れると 感電により人命に関わる可能性もあることをご承知おき下さい。
液晶パネル及びバックライトの蛍光管はガラス部分が多く露出しており、万一破損させると怪我を負うおそれがあります。 また、液晶パネル内部に封入されている薬品は有害です。
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私・京谷豊は、結果の完全な形での保証および個別サポートは行いません。 E-Mail等によるご質問、お問い合わせはご遠慮下さい(電子掲示板のご利用をお願い致します)。
液晶パネルや蛍光管等の破損、感電、その他工具類による事故等には十分注意して下さい。 いかなる事態が発生しても責任は負いません。

2008/03/01 Yutaka Kyotani (暫定公開)
2008/03/08 Yutaka Kyotani (VL-15DX8を分解する 〜 追記)
2008/04/06 Yutaka Kyotani (DVI端子付きモニタとして使用できるようにする 〜 途中まで追記)
2008/05/04 Yutaka Kyotani (DVI端子付きモニタとして使用できるようにする 〜 追記)

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