早速右の図をご覧いただきたい。 これは TINT(色合い)、PIX(シャープネス)調整 VR付近の回路だが、ここで
R23とR24からなる回路に注目して欲しい。 右の図には既に追加する VRが書き加えてあるのでもうおわかりのことと思うが、
ここは本来‘色の濃さ’調整用の VRが取り付けられる場所なのである。 現状の回路では、47KΩの抵抗 2本により、100KΩの
VRが丁度真ん中で固定されているのと同じ状態になっている。
VR増設方法として確実なのは、現状の R23〜24を取り外し、代わりに 100KΩの VRを取り付けることであるが、抵抗がこの値なら VRの抵抗値を少し低くしてそのまま増設するだけでも違和感なく調整できそうな感触だ。 とりあえずは 50KΩの VRを使うことにしよう。 |
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まずは反則技改造法 (^^; すぐに試したい方向けだ・・・。
基板上で、VR5(PIX CONT)の上にまとまったスペースがあるのを活用。 VR5の 4Vと GNDの配線を利用し、背中合わせに 追加する VRをハンダ付けで固定してしまおう。 続いて R23〜24の中点からリード線を引き出し、VRの真ん中の端子に繋いでおけば OKだ。 動作確認ができたら、ホットポンドかエポキシ樹脂で基板から浮いている VRの真ん中の端子を固定しておくようにしよう。 |
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続いては一応正攻法な増設法。 同期遅れ対策をされた方向けの方法だ。
74HC14を載せた基板に供給している VCC(4V)とGNDは CONTRAST調整用の VR2から得ているのだが、実は先ほど図示した TINTや PIX CONTの VRと同じラインにつながっている。 従って、ICの VCCと GND端子の間に VRをつなげば、あとは R23〜24の中点からリード線を引き出して持ってくるだけで OKとなる。 う〜ん、なかなか合理的 (^^) 但し、74HC14の電源を別の場所から引っぱってきて 5Vを供給している方は、この方法が使えないので念のため。 あと、VRを左に回しきった状態で摺動子が来る端子を GND側につないでおくと、色の変化と回転方向を一致させることが できる。 小さなことではあるが、一応気にしておいた方が良いだろう。 |
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