とりあえず XRGB-1と液晶をつないでみよう (Page 2 / 2)

3.さて、結果のほどは・・・

前の項目で記した信号引き出しポイントにフラットケーブルの先を直付けし、とりあえず動作させてみたのが 右の写真。 何とかトラブルなく映ってくれたようだ。
尚、この時点で XRGB-1の電源は付属している ACアダプターを使用し、液晶パネル用に別途スイッチング電源を 用意した。 タイミング的には 先に液晶側の電源を入れておかないといけない のだが、このまま長時間放置すると液晶に悪影響を与えてしまうので、スグに XRGB-1側も電源投入し、何か信号を 供給しないといけない。 ふぅ、忙し (^^;;

ということで、とりあえず右の写真をご覧いただきたいのだが、CRTと液晶の表示内容を見比べると イメージが違う印象を受けられるのではないだろうか?!
色調の違いはまぁいいとして、表示位置がズレて画面の右側が切れてしまっているのは問題だ。 現状のままでは XRGB-1には表示位置に関する設定はないので、とりあえず他の問題点と一緒に洗い出し、本組みの際に対策できるように 考えることにしよう。


4.現時点での問題点・・・

さて、先の実験での問題点を列挙してみると、こんな感じだろうか。
1. 表示位置がズレて、画面の右側が切れる。
2. 入力信号が途切れると、クロック発振用 PLLのロックが外れて極端な周波数になり、液晶の走査が止まる。
3. 電源が二系統必要になる。 投入シーケンスの管理が面倒。
大きな問題ではないが、考えておくべき事項としては、
4. 21Pin RGB入力から音声信号を取り出す端子があるが、ビデオ入力系統の音声に対するサポートが全くない。
(※映像は RGB機器の電源投入で自動切り替えとなるが、音声はこのままでは手で切り替えるしかない。)
こんなところだろうか・・・

次の項目では、これらの問題について回避の方法を探りながら、具体的対応を行っていくことにする。

2001/08/25 Yutaka Kyotani

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