STEP-4 その他の配線

基板に全ての部品を取り付けたら、電池フォルダとヘッドフォンジャック、LEDを配線する。
とりあえずバラックで鳴らしてみるため、適当なリード線でつないでしまおう。
LEDは基板上に取り付け位置が用意されているが、ケースに入れる際位置が合わないと修正が面倒なので、 暫定的にリード線で引っぱり出している。
続いてAVRライターだ。 本体と接続するためのソケットをフラットケーブルで接続し、パソコン接続用に RS232Cケーブルも接続する。 ヘッダーピンとソケットが少し余ったので、232Cケーブルは 基板にヘッダーピンを立て、差し替えできるようにしてある。 2本の信号線を一つの端子に接続する必要が あるものもあるため、ユニバーサル基板の切れ端をソケットの上部に取り付けて接続の便を図っている。
ここまででようやくハードウェア絡みの作業は終了だ。


STEP-5 テストおよびファームウェア書き込み

ちなみにこの後の手順は以下の通り。マニュアルにも詳しく手順が書かれているので今回は触れません。
・DC-DCコンバータのテスト。
・パソコンに関連ツールをインストールする。
・AVRマイコンへのファームウェア書き込み。
・AVRマイコン回りとファームウェアのテスト。
・スマートメディアのフォーマット。
・音楽データの転送。

さぁ、音は出ましたか??

私の場合、テスト用に16MBのスマートメディアを用意したが、やっぱりこれでは少ないっす(^^;;
大容量のものはまだまだ値段が高いので、本格的に使えるのはもうちょい先かな?

ここで前のページで疑問を感じた R2の値に関して触れておきたいと思う。
PNPトランジスタのエミッタが電源の「+」に接続されており、ベースからこのR2を通して他のトランジスタ等で 接地し、システム全体の電源を制御するという回路になっている。 R2両端の電圧を測定したところ、約550mVという 結果が得られたが、電源電圧が0.9Vまで下がることを考えるとR2両端の電圧は約250mV程度まで下がることが 予想され、ここでR2が300Ωとすればベース電流は1mAを切ってしまう。  消費電流の実測値が200mA近かったので、これではいくら性能の良いストロボ用トランジスタといえども ドライブ能力に不安が生じる。 とりあえずここは47Ωで正解と判断するのが妥当かなと・・・。


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