スキャンコンバータ 今回使用した特殊な部品たち (Page 1 / 1) |
▼ 74HC4046 ▼ (各社 PLL 16P-DIP) 元々は C-MOS 4000シリーズの汎用 PLL-ICで、その 74HCバージョンがこれ。 約16MHz程度まで使えることになっているが、メーカー毎に微妙に特性が違うという困りモノでもある (^^; 国内メーカーがこの ICを作っていないせいか、入手性はあまりよくないようだ。 今回は PHILIPSと MOTOROLAのもので動作確認済みだが、他のメーカーのものでは 回路定数の変更が必要になる場合があるかも知れない。 本文中にも記しているが、ナショセミの 74VHC4046は最高発振周波数が低いため、 今回は使えないので注意して欲しい。 \240 (シリコンハウス共立) |
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▼ MB40576 ▼ (富士通製 6Bit A/Dコンバータ 16P-DIP) 6Bit 20Mspsのフラッシュ型ビデオ用 A/Dコンバータ。 パッケージは16P-DIPで扱いやすいが、既に廃品種。 クランプ回路を内蔵していないので、外部にトランジスタ等で回路を追加する必要がある。 \900 (シリコンハウス共立) |
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▼ μPC659A-GS ▼ (NEC製 8Bit A/Dコンバータ 24P-SOP) 8Bit 20Mspsの 2ステップ型ビデオ用 A/Dコンバータ。 オーバーフロー検出付き。 2ステップ変換のために必要なサンプル&ホールド回路や、クランプ回路(外部からクランプパルスを与える必要あり)を内蔵。 3個 \2100 (若松通商) |
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※ A/Dコンバータは上記の何れかを使用すれば良いが、クランプ回路の有無や変換時の基準電圧の与え方が異なる等の事情があり、 ビデオアンプ等の周辺回路までをワンセットで考える必要がある。 |
▼ μPD42101C ▼ (NEC製 8Bit×910Word ラインメモリ 24P-SDIP) 今回使用したのは DIP品のμPD42101C-3だが、μPD42101Gという SOPパッケージ品も存在する。 現在は共に廃品種。 サイクルタイムによって末尾に -1、-2、-3の分類が存在し、-3がいちばん高速。 今回の用途では -2または -3が必要。 \800 (シリコンハウス共立) |
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▼ μPD485505G ▼ (NEC製 8Bit×5048Word ラインメモリ 24P-450milSOP) 上記μPD42101の上位互換現行品。 但しパッケージは SOPのみしか作られていない。 容量こそ違うがピン番号毎の機能は同一で、まともな設計ならそのまま置き換えが可能なハズだ。 サイクルタイムによる分類は -25、-35があるが、今回はどちらでも使用可能と思われる。 \1050 (東名電子産業) |
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※ ラインメモリについては、上記のどちらでも全く同様に使用可能なので、外形の扱い易さと 入手性等を考えて選択していただければ OKだ。 |
▼ NJM2257D ▼ (新日本無線製 AFC付同期分離回路 16P-DIP) 水平走査周波数の 32倍のセラロックを使用し、安定な水平同期信号が得られる同期分離 IC。 1/2fHキラーを内蔵しているため、垂直同期期間付近の「等価パルス」に水平同期が引きずられる心配がないという利点もある。 同種のICに NJM2229Sというのもあってこちらの方が入手性が良いようだが、1/2fHキラーを内蔵していないため、 そのまま使うと画面上部に歪みが発生してしまうので要注意だ。 \380 (若松通商) |
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▼ CSB503F2 ▼ (村田製作所製 503KHzセラミック発振子) 上記 NJM2257Dをはじめ、最近の AFC付同期分離回路で多用されている。 今回は NJM2257Dとワンセットで使用するので、忘れず購入して欲しい。 \100 (シリコンハウス共立) |
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